着物地からの3点セット

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モカのジャケット(2021.02.03紹介)の裏に使った着物地の残りを使いきりました。

単衣のベスト,バッグ,マフラーとブローチができました。

 

↓↓↓↓↓2021.02.03紹介の記事↓↓↓↓↓

古く傷みのある布地が、工夫でお気に入りのジャケットとなりました。 - KK-sewing’s blog

 

お雛様の壁かけ

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二十年ほど前に作った作品です。

扇柄は、私が子供のころに着ていたちりめんの着物です。

ハート形の赤い布は、着物の裏地を三つ編みにしたものです。

ハート形のつなぎ目(一番下の角の部分)は、長さの調整に少し苦労しました。

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男雛の方は父親の着物の残り、女雛の方は妹の着物の残りで作った、

思い出深い作品です。

 

母の形見の帯から、チュニックに・・・

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6,70年前の絹の帯で、フレンチチュニックにリメークしました。

刺繍糸が全く擦り切れておらず、不思議なくらいです。

昔の帯にしては、刺繍が現代風で可愛く気に入ってるので、

何かの形にしたいと思い、着やすいベスト風にしました。

セーターから、ポシェットとぬいぐるみを作りました。

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アンゴラの半袖のセーターを洗って縮め、子供用のポシェットを2つ作りました。

 

大きい方のポシェットの紐は、子供の絹の着物地をバイアス断ちにして縫い、中にコードを通しています。ファスナー付きで、外ポケットにフリルを付けました。裏付です。 

 

小さい方のポシェットは、セーターの袖の部分を使い、裏なしです。

 

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残りでクマのぬいぐるみを作れたので、毛糸でスカートとパンツを編んでみました。

こどもが、着せ替えを楽しめるでしょう♪

 

紳士用の反物から、コートを作りました。

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絹とウールの混紡でしっかりしているので、あえて単衣にしました。

ボタンは竹で、ボタンホールはループ結びにしています。

襟元は、身ごろから続いたハイネックカラーです。

 

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ハイネックカラーを折ると、ショールカラーになり、

2通りの着こなしを楽しめます。

濃紺で夏を除いた3シーズン活用でき、便利な一着に仕上がりました。

クマのポット敷きとコースターを紹介します。

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お母さんグマのポット敷きと、子グマのコースター3つのセットです。

顔の部分には綿を少し詰め、胴体の部分にはキルティングの芯を入れ、

渦巻にハンドステッチをしています。

セットでプレゼントにしようと思い、お揃いで巾着を作りました。

巾着は刺繍のネーム入りです。(写真には写っていませんが・・・)

(約20年前の『美しい部屋別冊 私の手作りNo.28』を参考にしました)

古く傷みのある布地が、工夫でお気に入りのジャケットとなりました。

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畳んだ状態で保管していた布地の折山部分が驚くほど焼けていましたが、

そこに同色のジャバラを縫い付け、ステッチ風デザインとしました。

 

半コートでボタンブローチを紹介しましたが、

このジャケットに合わせて、今回も作りました。

私のトレードマークのボタンブローチです。

 

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 また、切り傷や虫食い箇所には、ボタンブローチと関連性を持たせた、

 アップリケをすることにより、ポイントアクセントになりました。

  

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裏は、着物地でリバーシブル仕立てにしました。

しっかりして、滑りもよく、温かみもあります。

近いうちに、同じ着物地で、ベストを作ろうと考えています。

 

傷みの多い布地が、洋裁と手芸のコラボアイディアで、

お気に入りのジャケットとなりました。

日頃からの布地を大切にしたい思いが、今回のジャケットで形になり、

嬉しさいっぱいです。